ママ、子育て始めるってよ。

ブロガーままこそが子育てネタを中心に好きなことを発信するブログメディア

イジメを先生に相談して大失敗した話。

f:id:mamakoso:20170726095515j:plain

私は幼少期から場面緘黙を発症していたので、イジメられることがありました。確実に思いだせるのが小学校・中学校と1回ずつ。今回は小学5年生の時に同級生の女の子にイジメられ、それを担任に相談した話です。

登場人物……私(小学5年)・同級生の女の子・担任(20代後半の女性)・家の母

嫌がらせをしてくる同級生

私が通っていた小学校は少人数のため6年間クラス替えがありませんでした。

そんなクラスの中で3年生か4年生の頃から嫌がらせをしてくる女の子が居ました。先生や他の同級生の前では元気で何の問題もなく振る舞うのですが、私と2人になると気になる事をチクチク言ってくるのです。

例えば、宿題を出された時。私が出された回数よりも多くやっていったことがありました。それを当時の担任がみんなの前で褒めたのです。「ママこそさん、こんなにやってきて頑張ったね。」という風に。そうすると同級生たちは「すご~い!」と拍手してくれました。私に意地悪していた女の子も「すごーい」と言って拍手している姿が見えました。でも後から私の席に来て「そんなにやらなくても良いのに。」と私にだけ聞こえる声で言うのです。また、2人になった時は唾をはく真似をしたり、チクチクとこちらが嫌がることをするといった感じでした。

学校に行きたくなくなった事件

そんな意地悪が気になりながらも、その女の子からしかやられていないので学校へは行けていました。これがクラスの数人からだったら登校拒否になっていたと思います。でも5年生になったある日。その女の子の言葉がきっかけで学校に行くのが苦痛になりました。

それは「ママこそちゃんとはもう絶交ね。あの子とあの子にも絶交するように言っとくから。」と言った言葉でした。

子供だった私にはその「絶交」という言葉がとてつもなく影響があって、もう私に意地悪していた女の子だけではなく、他の同級生とも仲良く出来ないんだ。と思うと悲しくて仕方ありませんでした。それからは朝になると学校に行くのが嫌になり、「お腹が痛い」とか「頭が痛い」といって休むようになりました。

こんな事が数回続き、とうとう家の母がキレました。

「いい加減にしなさい!本当はどこも痛くないんでしょ!」

その言葉で私はまた涙が。あんまりにも泣く私に、母は学校で何かあったのか聞いてきました。そこで初めて女の子から意地悪されていることを話したのです。

母親が担任へ相談 

話を聞いた母親は「担任へ相談してみる。」と言いました。

私は大事になるのも嫌だし、その女の子へ先生が何かアクションをとるのが怖かったので「止めて。」と言いました。しかし、母は「このままだといけないから。」と担任へ相談の電話をかけたようでした。

翌日の昼休み。

女の子と担任が二人でベタベタして笑いながら私の所へやってきました。そして、担任が切りだしました。「○○ちゃんと話をしたよ。もうママこそちゃんの嫌がることはやらないって。」意地悪してた女の子もその言葉を聞いて「へへっ」と照れたように笑っています。他にも何か言っていたと思いますが、その時の話の内容は覚えていません。

担任と女の子の話が全く中身のない言葉だったからです。

一通り話を終え最後に、担任は私にこう言いました。

「まぁ、あの子も悪い子じゃないから。」

先生は当てにならないを実感 

私はこの言葉を聞いて「あぁ、やっぱりこの先生は当てにならない。」と思いました。何故かというと、私にとってイジメや意地悪をしてくる子は絶対的な悪だったからです。

イジメている時のいじめっ子は楽しそうでストレスを発散しているようにも見えて、何を言っても何をしてもコイツなら良いという考えが透けて見えました。こちらが苦しんでいるのに意地悪してくるその姿は、子供だった私にとって悪魔そのものでした。

「あの子は悪い子じゃない。」それはどんな人間だって探せば良い面はあるものです。犯罪者だって不良だって、身内にだけ優しかったり、犬を可愛がったりすることもあるでしょう?でも、いじめ問題ではそこにスポットを当て、その言葉で解決してしまうほど怖いものはないと感じました。

だって、「悪い子じゃない、悪い人じゃない」その一言で問題は丸く収まったように一見、見えますから。

能力のない教師は加害者のフォローに回る

これも実感したことですね。被害者側には「もうやらないって。」という一言だけですが、加害者の方にはイジメた理由を聞いたり、悪い子じゃないというようにフォローしたり、女の子のほうに気を使っていました。

イジメ(意地悪)はその後、無くなったのか?

そりゃあ無くなりませんよ(笑)。全然解決していないのですから。

実は、意地悪がパワーアップし更に巧妙に。

相変わらず授業の合間にチクチク。しかも今度は意地悪を言った後に「先生には言わないでね?」というおまけ付き。でも、学校に行きたくなくなったきっかけである「絶交」という言葉は、二度と言わなくなりましたけど。

大人になって思う事

大人になって思うことは、意地悪してきた女の子はストレスを抱えていたのだろうな。という事です。

彼女の母親がもの凄い教育ママだったことが背景にあったように思います。教科書は母親が書いた赤ペンでびっしりでした。

そんな彼女が自分の髪の毛を抜く姿を見た事もあるし、学校で飼っていた子ウサギの首を軽く絞めていた姿も見た事があります。これは過度のストレス状態に置かれた子供の行動ですので、彼女の発散しきれない気持ちが私に向いたのでしょう。でも、どんな背景があるにせよ他人をイジメる理由にはなりませんよね。

また、親や教師は加害者ではなく被害者の味方であって欲しいと思います。加害者のほうに目が向きがちですが、被害者へのフォローこそが必要だと感じます。

しかし人生は分からない

小学校を卒業し、中学に上がり彼女とは同じクラスになることはありませんでした。

風の噂では彼女が酷いイジメに合っているということを聞きました。トイレに呼び出されたり、物を壊されたり。しかし、休むことなく彼女は毎日学校に来ていたそうです。 

更に年月は過ぎ、彼女と私は同じ高校の同じクラスになりました。そして、共通の友達が多くなり、普通に話したり遊ぶ仲に。彼女は小学校の時とはうって変わって意地悪なことは微塵も言ってきません。まぁ、私も高校生ですから言われたところで言い返せるというのもあるんでしょうけど。

その後、高校を無事卒業。彼女は大学に進学し、小さい子を教える職業に就きました。(ちょっと怖ろしい気がしますが……)

実は担任が当てにならないと感じる理由がもう1つあった

実は、この先生に受け持ってもらうのは初めてではありませんでした。

小学1年の時もこの先生だったんですね。

その時の出来事です。先生が指示した所と別の場所に給食の残りを入れてしまった事がありまして、先生は大激怒。そして「バカ!アホ!」と、凄い剣幕で私を罵倒。当時私は1年生でしたが、この事が心に残っていて、この先生はダメだと薄々感じていました。そこへダメ押しのようにあの発言ですから。

そしてこの先生、教師にはなりたくなかったようなんです。1年時の家庭訪問で私の母にこうこぼしたことがあります。

・本当は別の職業に就きたかったけど、安定性を考えて教師になった

・初めての担任で大変(大学を卒業してすぐ1年の担任に)

先生が日頃から抱えていたであろう気持ちを母に打ち明けた理由。それは先生が学生でアルバイトしていた頃に遡ります。当時働いていたアルバイト先の上司、それが家の父でした。ですから、母とは直接関係なくても全く知らない仲ではないとのことで、気が緩んで本音が出たのでしょうね。

今回の問題を整理してみた

この出来事を整理してみると、今回のイジメ問題が起こった・解決しなかった理由はそれぞれの余裕のなさが原因だと思います。

・先生……やりたくもない仕事へのストレス、不慣れ。

・イジメていた女の子……母親からのプレッシャー。

これが教師という仕事が好きな先生・母親から過度のプレッシャーがない子供であったなら、私へのイジメは起きていない・若しくは即座に解決した可能性のほうが高いです。皆が皆、どこにも逃げ場所がない状態だったんですね。

また、この話は二十数年前のことですから、先生の質も当時と比べて幾分上昇していると思います。特に若い先生ほど熱心で優しい印象です。娘の担任も素晴らしい先生ですから。ただ、一部の先生はイジメ問題を解決出来なかったり、間違った対応をしてしまうこともあります。そんな時は、保護者が子供の一番の味方であって欲しいと願います。まぁこうやってブログを書きながら、当時の状況を振り返ってますけど改めてこの先生は「ないな……」と思います!

おしまい。