「いやー子育てって思ったより大変でバタバタですよー。」
最近、子育て中の芸能人がこういう趣旨の発言をしているのをよく見かけます。
それに呼応するように(わたしも、わたしも)(こうやって、素直に発言してくれるのって好感度上がる)なんてコメントも目に入ってきます。
子育てって大変。自分のペースで生活出来ないし、自分とは違う未知の生物を相手にしてるから。
でも、大変の根っこにあるのは「この子にとって良い親でいたい」という思いじゃないでしょうか。
だから試行錯誤もするし、ジタバタもする。
じゃあ、良い親の条件ってなんだろう?
そもそも誰もが良い親だと思う人って存在するのか?
良い親の定義は?
良い親で居る必要ってあるのか?
子供を産んだ以上は誰もが、我が子にとって良い親でありたいと思うはず。
最初から「よし、私はどうしようもない親になるぞ!」なんてこと決意する人は居ないですよね。
手を放せるかどうか
乳児はしっかり肌を離すな 幼児は肌を離せ手を離すな 少年は手を離せ目を離すな 青年は目を離せ心を離すな
これは「子育て四訓」と呼ばれるもので、目にしたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
私は、これが出来る親が子供にとって良い親なんじゃないかと思います。
子供の成長とともに親も変化していかなくちゃダメなんですよね。いやーなかなか難しい。
いつまでも幼児のつもりで、しっかり手を握ってちゃいけない。
子供が自立しようとするその時は、寂しくても手を離さなくちゃいけない。自分可愛さに子供をつなぎ止めてはいけない。
子供という船をいつまでも自分の港につなぎ止めてしまうと、出航する前に船が傷んでしまいます。
で、この四訓のすごいところは、青年になって目が離れても心は離してはいけないよ。という部分だと思うんです。
自分が生きてる限りは、どんなに子供が成長しようとも、姿が見えなくなっても、寄り添う心を持つ。
それが出来れば、親として合格なんじゃないかと。
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子育てが終わる時
娘は6歳なんで子育て終了はまだ先なんですが、娘が徐々に自立への道を歩んで、それに合わせて一旦親としての役割を終えられたら最高だと思います。
順調に行けばですが……。
子供が親から卒業するように、親も子供から卒業する。
産まれた時からその道筋を立てていけるのが理想ですね。
おしまい!
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