マナコにかんする10のこと

タダの生活雑記です。

アルコール依存症の人間との付き合い方。全てを失っても飲み続ける意味

「けっこう毛だらけ猫愛だらけ」さんのエントリー『夫がアルコール依存症かもしれない…』を読んでの今回の記事です。

 

わたしは、物心ついた時からいわゆる酔っぱらいが嫌いでした。

あれはわたしが5歳になるかならないか、そんな年齢の頃の体験だったと思うんですが、日ごろ無口で仕事も真面目にしている父がすっごく酔っぱらって帰ってきて玄関でぐてーんと倒れていました。

寝ていたわけではなく、酔いすぎて立てない状態です。

白目は充血し、その目で立って覗き込んでいるわたしをギロリと見ていたことを鮮明に憶えています。

 

その時、幼いながら思ったんです。

「わたしの知っている父じゃないな……」と。酔っぱらった人間に対する嫌悪感がこの時に植え付けられたんでしょうね。

33歳になった今でも、わたしは酔うのが嫌でお酒は全く飲みません。

アルコール依存症という病

お酒を全く飲まない生活を送っているにも関わらず、わたしの周りにはお酒大好きな人が多かったんです。

友達だったり、付き合った人だったり。

 

その中でアルコール依存症だと思われる人が2名いました。もうお酒の飲み方が強烈。

隙あらば昼間っから飲む。 水のように飲む。お酒がなくなれば大雪だろうが何だろうが買いに行く。

で、あんまりにも酷いんで「お酒もうやめたら?」というと「仕事のストレスで飲まないとやってられない」「まだアルコール依存症までいってないから大丈夫」だと言うんです。

いや、傍からみると立派にアルコール依存症です……。

 

そもそもアルコール依存症は否認の病ですから、『認める』ってことはしません。認める勇気がないんです。

どこか認めることに恐怖感があるんだと思います。

普段の彼ら

アルコールに溺れる人間は普段からだらしないんでしょうか?

実はそんなことは決してなくて、すごく真面目だったり、優しかったり、気遣い屋さんだったりします。

言いたいことがあっても溜めこんでしまっている印象。

 

その性格はお酒を飲み始めると一転します。

言わなくてもよいことを言ってきたり他人への攻撃性が増すんですね。

だから、一緒にいるほうはたまったもんじゃありません。

 

お酒を飲むたびに彼らは健康を失い、信頼を失い、自分自身を失い。

それでも飲み続けるのがアルコール依存症なんです。

治療までの道のり

アルコール依存症は、治療までの道のりが険しいんですね。

だって本人が認めないことには治療を受けさせることが出来ないんですから。

それに、仮に治療に入れたとしてもそこから立ち直れる人はごく少数。

 

アルコール依存症の人は、深い沼に下半身がずっぽりとハマっている状態。そこから助け出そうと思うと自分も泥だらけになりながら、何とか引っ張りあげるほどの気力・体力が必要になってきます。

引っ張りあげようとして、ひょっとしたら自分もその沼に落ちてしまうかもしれない。

わたしは正直、友人であろうが大切な人だろうが、自分の子ども以外にそこまでしてあげられる自信はないし、出来ないだろうと思います。

 

旦那さんがアルコール依存症だったことをマンガに書いている西原理恵子さん。

高須院長との対談でこう言っています。

「わたし未だに息が出来なくなることがあるんです。病気の真っ最中の恐ろしい彼の記憶で。『帰ってきて良いよ』とそれでも言ってしまったんですが、それで失敗してしまう家族も絶対多いはずなんですね。」 

 

わたしもこの西原さんの意見にものすごく賛同出来るんです。

家族の力で何とかできるほど甘いものではないし、子どもがいればその子も巻き込んでしまう。 

冷たいようだけれどパッと手を離す瞬間があって、それを許されて良いのではないかと。

 

どんな依存症もそうですけど、昨日今日で始まったものじゃないと思うんですよね。

子どもの頃からの自己肯定感の低さだったり、幼少期からの積み重ねが結果的に現れているだけじゃないかと。

絡まりまくったひもを一からほどいていく作業は、容易じゃないですよ。本当に。

 

おしまい。

 

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