習い事に真剣になれない原因~ラジオ相談から考えたこと~

いつものようにラジオをつけながら作業していると、こんな相談が耳に入ってきました。

「子どもが習い事に身が入らない。レッスン中もじっとしていなかったり、家に帰ってからも練習しません」

 

この相談、私はあるあるだなぁと思って聞いていました。

娘が5歳の頃に始めたピアノの習い事もまさにそうで、「レッスン行こうよ」と言っても嫌そうにしぶしぶ支度を始める。家では一切練習しない。「ちゃんと練習しないなら辞めるよ」と言えば「いいよぉ」と返す。

体験レッスンで「やりたい、習いたい」と言ったのは娘なのになぁと、思った記憶があります。

その後、紆余曲折があり結局ピアノは辞めてしまいました。

 

ラジオ相談での専門家の対応

それに対する専門家の方からの回答の概要はこうです。

●子どもが熱中出来ない原因がある
●おかあさんが我が子だから厳しく見すぎている

熱中出来ない主な原因は、主に先生の指導力不足など。その中で特に印象深かったのは子どもがどうだとか資質がどうだとか決して子を責める物言いをしなかったこと。

とにかく熱中出来ないなにかがあるはずだと繰り返していました。

 

「おかあさんが厳しく見すぎている」はケースバイケースだと思いますが、これらの回答は今まで自分になかった視点だなぁと。

 

娘のピアノを辞めさせた時も「向いてなかった」「自分がやりたいと言ったのに」と、暗に心の中で責めていたような気がします。

今回の相談でもたぶん専門家の方は「本人うんぬん」ではなく「環境」の方に目を向けてみて、と言いたかったのかと思います。

 

回答を裏付ける出来事

あれから2年経ち、娘は7歳になりました。

皮肉なもので現在ピアノにどはまりしています。もう辞めちゃったのに~!!朝も学校に行く前にピアノ、帰ってからもピアノ。ピアノ漬けです。

娘がピアノにハマったきっかけは学校での音楽の授業でした。

鍵盤ハーモニカでみんなで曲を弾いて、次々弾ける曲が増えていくのが楽しくて嬉しくて仕方ない様子。まさに熱中です。

きっと今、ピアノの教室に通い始めたら前よりはずっと身が入っていたでしょうね。(ため息)

 

おわりに

「習い事に真剣になれない」って、小さな子どもにとっては当たり前のことなのかなと思います。いくら本人がやりたいと言っても、5歳まではじっと座っているのも難しいし意思力も乏しい。

それに子どもは好奇心旺盛なので、よほど興味の持てないもの以外はとりあえず「やりたい」と言います。

 

環境・きっかけ・年齢的なものが揃って、初めて子どもが真剣に習い事と向き合ってくれるのではと思いました。それでもダメならやっぱり向いてないとしか……。

あと「その道のプロにしたい」と親御さんが強く望む以外は、幼いうちから始めたり無理に続けさせず、一度あっさり辞めさせて機が熟すのを待ってもよいかもしれないです。